11月16日(金)に第6回のおもしろ学校を行いました。
講師は一宮市立浅井中学校の山田貞二先生です。
道徳でテーマは「楽しく学ぶ大人の道徳 ~中学校の道徳授業を体験しよう」でした。
おもしろ学校2018年11月の様子1
 

はじめにアイスブレークでセブンイレブンじゃんけん、ウルトラマンじゃんけんをしました。
(1)「対話」をしましょう!
下の写真のようなことに気をつけて対話をしました。
おもしろ学校2018年11月の様子2おもしろ学校2018年11月の様子3
 

(2)道徳の教科化って何?
20年後の社会がどうなるかを考えました。
おもしろ学校2018年11月の様子4 予測困難な社会が来るということで、自分で判断することが大切になって来ます。
そこで、道徳に求められることは次のようなことになります。
おもしろ学校2018年11月の様子5
 

(3)授業を体験
まず、「温情停車」という題材についてどう思うか、あなたならどうするかを話し合いました。
おもしろ学校2018年11月の様子6
 

次に「天使の舞い降りた朝」という題材で模擬授業をしました。
おもしろ学校2018年11月の様子7
 

最後に、お母さんとやっちゃんになったつもりでロールプレイをしました。人の発表を聴くことで、自分の中で考えがどんどん変化し、深まっていく体験をしました。おもしろ学校2018年11月の様子8

 
感想を紹介します。
一昨年、父を亡くしました。元々、親との仲がよくなく見舞いもほとんど行っていませんでした。後悔しています。母を大事にしようと思いましたが、結局、日々の忙しさの中でほとんど顔を合わせていません。母に会いに行こうと思いました。とても心に残る授業でした。
 
たまにはゆっくりと いのち、.人生、家族のことを考えるいい時間になりました。正しいことより納得すること、答えは人と違ってもいい。こういった考えをもっと学校時代に学べたらもう少し自由度の高い人生になれたかもしれない。だからこそ。子どもたちにはこういった考えをもっと継承していくことが大事。
 
親の愛の深さ、親子の絆を改めて考えさせられる時間でした。思わず涙を流しそうになり、それを必死にこらえながら聞いていました。自分の家族関係をふりかえるとてもすてきな時間になりました。
 
私は教職ではありません。元地方公務員です。中学校の道徳授業はこのようにやるのかと勉強になりました。「道徳」私なりの解は「愛」です。
 
すごい楽しい授業でした。久々に授業というものを受けた気がして、大事な貴重な時間でした。人の気持ちを考えるという今にはないような感じでこういうことをもっともっとしていくことが大事だと思いました。先生と生徒ではこのようなやりとりが大事だと思います。