平成25年度第2回の志友会おもしろ学校が
6月21日(金)19時00分~20時30分に「ウインクあいち」を会場に開催されました。
第2回の講師は愛知県立昭和高校の福田俊彦先生。
テーマは「色に関するいろいろな話」でした。

導入は季節に色があるという話でした。
○春、○夏、○秋、○冬の○にどんな漢字が入るかわかりますか。
青春はすぐわかります。以下、朱夏、白秋、玄冬となります。これは方角や神につながり、東-青龍、南-朱雀、西-白虎 、北-玄武となります。
続いて、相撲の四房の色、赤房、青房、黒房、白房の話、菱餅の色の意味、三色団子の色の意味、赤福は赤心慶福から来ているということ、三重県の話から古事記へと色をテーマに日本文化の根底を流れているものへと話は続きました。
そして、仕上げはアルミホイル、ペーパータオル、備長炭、食塩水で電池を作り、電子メロディーを鳴らすという実験でした。皆さん生き生きとした顔で実験に取り組んでいました。



 

感想を紹介します。
・ 理科ということで少し苦手意識をもって来たのですが、すごーくたのしかったです!理科って生活に根付いた自然の学問なんですね。福田先生のおだやかで、でもイキイキとした明るい語りにひきこまれました。
・ 季節の色から竜虎玄武につなげ、相撲に持って行く流れは感動的でした。そして、何より実験で音が出た喜びは大人も子どもも同じです。ここから、なぜ?どうして?につながり、科学好きな人が増えれば日本はまだまだ大丈夫。
・ めちゃめちゃたのしかったです! 現役の学生時代にも、これだけ集中して授業が受けられたら、未来は変わっていたかも?!
よろしくお願いします。

志友会幹事 三浦 光俊