僕の友達に素敵な人がいる。その友達から素敵な本を送っていただいた。何冊か戴いたがこの本も心に残る本だ。知り合ってもうかれこれ半世紀になる。生まれも、育ちもまるで違うのに気が妙に合う。 その彼が一冊の本を送ってくれた。「新渡戸稲造の世界」（一般財団法人新渡戸基金）（25号）という本だ。 彼は新渡戸稲造の「修養」の中の一節を次のように紹介している。
**************************************************************************** いかに誹謗を受けても、自ら楽しみ、いかに逆境に陥っても、そのうちに幸せを感じ、 感謝の念をもって世を渡ろうとする。それが、僕のここに説かんとする修養法の目的である。 ****************************************************************************
アソシア志友館 理事長 柴田 秋雄 (２０１６.１０.１発行 アソシア志友館しんぶん「絆」第５５号より )
