12月14日(金)に第7回のおもしろ学校を行いました。
講師は岩倉市教育委員会の高橋宏滋先生です。
社会でテーマは「思い出のメロディ」でした。
はじめにグループで自己紹介をし、思い出の曲を語りました。
1曲目「神田川」かぐや姫
季節、どこ、だれを考えました。
「貴方」「私」は男か女か。
「貴方の優しさがこわかった」って変ではないか?を考えました。
あの頃とはどんな時代だったか。
1969年東大安田講堂攻防。
学生運動の激しさと下宿での優しさの落差が「こわかった」につながるのではないか。
最後の2行は話者が入れ替わっていて、ここの「貴方」は女なのではないか。
2曲目「フランシーヌの場合」
1969年3月30日にフランシーヌがベトナム反戦を訴えて焼身自殺をしている。
この出来事が日本で歌謡曲になってヒットした。
3曲目「ハチのムサシは死んだのさ」
この曲も学生運動、反米、反戦の歌だった。
4曲目「世情」中島みゆき
誰が出てきたか。
目の前にいるのは誰。
下が高橋先生が考えた「世情」の解釈です。
5曲目「勇気のしるし」
バブルを象徴している曲。
6曲目「終わりなき旅」ミスターチルドレン
平成を象徴する歌。
今日のまとめ
7曲目「Happy Xmas」ジョンレノン
望めば社会は変わる。そんな思いを持って生きていきたい。
感想を紹介します。
今年最後のおもしろ学校
平成最後のおもしろ学校
歌と時代と自分の思いやイメージがつながり、昭和から平成の時間、こんな時間の中を生きていたのだなと改めて発見した気持ちです。
1時間30分という時間でしたが、あっという間の時間に感じました。音楽を通していろいろな気づきをいただきいろいろな視点を教えていただいた気がします。平成がまだ始まって‥‥と思っていましたが、そんな平成もまもなく終わってしまうのですが、いつも、いつの時代も夢を持つことは大切だと感じました。
私たちの生活の中で歌は「癒やし」のツールというものでした。その世代の社会状況などにのせた感情が歌の中に込められていることに気がつかされました。もちろん、作者の思いや経験や感情、個性を読み取ることができるというすばらしさってすごいなあと思いました。歌っていいですね!ストレス発散、いやし、いろいろな役目をしてくれる歌っていいですね。世の中は変わっていっても歌は変わらないもの。いいです!新しい発見!すてきな授業をありがとうございました。
歌詞からすごく深い過去をふりかえることができました。本当によい時間を過ごすことができました。よかったです。自分が軽く流したことをすごく深く考えているところがすごいなあと思いました。
授業の後、閉校式を行いました。
今年の皆勤賞5名の方に賞状と記念品をお渡ししました。