7月12日(金)に令和元年の第3回のおもしろ学校を行いました。
講師は江南市立古知野中学校の竹野正純先生です。
道徳でテーマは「心に種を蒔く道徳」でした。

201907omoshiro_01
今回のおもしろ学校には竹野先生のクラスの生徒さんが参加されました。しゅん君です。

201907omoshiro_02
初めはアイスブレークです。
定番の「セブンイレブンじゃんけん」じゃんけんをして2人の合計が7、11になるまで何度もじゃんけんをします。
次は「ウルトラマンじゃんけん」恥を取り去り、何でも意見が言えるようになりましょう。

201907omoshiro_03
道徳の教科化についての新聞記事を見ました。クラスで議論し、自分なりの正解を探るというスタイルの道徳の授業がこれからの道徳です。

201907omoshiro_04
「心」という小林幹治の詩の空欄を考えました。
何が入ると思いますか。

201907omoshiro_05
何が正しいということはありません。自分なりの解があっていいのです。
「片足のアルペンスキーヤー・三澤拓」というプリントが配られました。

そして、次のようなことを話し合いました。
1 夢や目標を思い描いてください。
2 赤ペンですごいなというところに線を引いてください。
3 赤ペンで困難・試練だと思うところに波線を引いてください。

201907omoshiro_06
4 みなさんならどこであきらめますか。
(全員起立して、あきらめるところで座っていきました。)
5 どこからエネルギーがわいてくるのか。
次のような意見が出ました。
6 一番はどれだと思いますか 。
(付箋を貼りました。)

201907omoshiro_08
7 三澤の人生から何を学びましたか。

201907omoshiro_09
授業の感想を紹介します。
すばらしい気づきの授業ありがとうございました。

「心」見えない心を見る
思いやる気持ち
志友館の柴田理事長の想いにつながっているとも感じました。

気づきの共有と「生きる証」を感じる授業
とても嬉しい気持ちになりました。
竹野先生、しゅん君すごいですね

今日はとにかく、人の意見を聞くことの大切さを感じることができました。人の気持ちにこれほど揺り動かされた時間は本当に初めての瞬間でした。それによって自分の人生にとてもプラスにできる時間になりました。

竹野先生のおかげで、少しは恥を取り去り、自分の思いを話すことができたと思います。自分のことを話す時の気持ちよさも味わわせていただきました。

今日はありがとうございました。授業のテクニックを学べたことはもちろん、自分の考えがどんどん広がっていく体験ができました。あっという間に時間が過ぎていき、知的好奇心を多く刺激されました。「できるかできないかではなく、やるかやらないかだ。」という言葉は、これからも心に刻んで自分の人生にも活かしていきたいと思います。

三澤さんの壮絶な人生の中でも自分を奮い立たせるその力強さは、両親の言葉「片足でだって、何だってできるよ。」という親の愛情が根底にあったからだということを皆様の意見を聞いて感じることができました。自分では気づかないところも、意見をシェアすることで学びが深まる体験もできて、とても楽しい授業でした。