9月15日()に第4回のおもしろ学校を行いました。講師は一宮市立浅井中学校の山田貞二先生です。

道徳でテーマは「うれしい 楽しい 道徳大好き!」でした。

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はじめに紙を4等分し、それに名前、道徳が好きだったか、道徳を色に例えると何色かを書きました。それを元にグループでアイスブレイクを兼ねた話し合いをしました。

このときに傾聴3原則“相づち”“うなずき”“称賛”を意識して行いました。

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アイスブレイクで場が和んだところで、教材「手品師」が配られました。

「手品師」は売れない手品師がさびしそうな男の子と出会い手品を見せる。そして、また明日も来ると約束をする。その夜、友人から電話があり、大劇場に出られるチャンスをもらう。しかし、期日は翌日で、大劇場に出るには、男の子との約束を破らなくてはならない。悩んだ末に手品師は男の子との約束を守るために、チャンスを断るという話です。

 

課題1「男の所へ行った手品師の行動をどう思いますか。」

付箋に自分の意見を書き、次にグループになって、それぞれの書いた意見をグループ分けしました。

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課題2「自分が手品師だったらどうしますか」

意見を出し合いました。

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課題3「男の子との約束を破って劇場へ行ってはいけないのだろうか」

いろいろな意見が出ました。WINWINにする方法はないのかが話題に上がりました。

課題4「誠実って何だろう」

利他共生(for you with you)が浅井中学校の道徳教育の目標という話がありました。

 

感想を紹介します。

・私は教員ではありません。最後に1つ質問があります。「道徳心」世の中で物事を判断する社会的規範があると思います。それが道徳心になるのではないでしょうか。今回のテーマでも子供と劇場それぞれに理はありますが、社会的規範はどうなるかということが気になりました。

 

・人の話を聞く、聞いてもらうとうれしい。こんな気持ちにさせることで様々な価値に触れることができ、生き方を変えることができる道徳の時間はすばらしいと思いました。

 

・学生時代の道徳の授業はどんな内容だったのかよく覚えていません。記憶として「人としてどう物事をとらえて行動していくのか」というような気がしますが。今日の授業を受けて大人になった自分が何を軸としてどう生きていくのか。自分の生き様を問われているような気がしました。良い悪いではなく、自分自身の想いや目的を達成するためにはどうしたらいいのかを考え、今まで自分が生きてきた道のりを実感しました。

 

・自分の生き方や主張の仕方を考えれて、とてもおもしろかった。僕の周りでも多数、マジョリティを認め少数を認めないような考えの子が少なからずいて自分の意見がわかってもらえない場合が多いので、そういう考え方でない授業を聞けてとてもためになった。「自分の生き方は自分で決める」という言葉をモットーにしながら生きていきたい。