20170601kizunaこの言葉くらい人を和ませてくれる言葉は見つからない。
この言葉くらい人を優しくしてくれる言葉は他にない。
この言葉くらい幸せになる言葉は他にない。
書けばきりが無いほどの「嬉しい」言葉は他にあるまい。不思議
なくらい人を和ませてくれる言葉だ。にもかかわらず、人はあまり
使うことがない。何故だろう?「テレ」かなあ!いや!そうでもある
まい。何かが、誰かが、じゃましているに違いない。ふっと、そんな
ことを感じてしまう自分もいる。もっと素直になればいいと思う。
もっと当たり前になったらいいのにとも思う。「当たり前のこと」を
「当たり前」に感謝する自分をめざそう。素晴らしいスタッフに
「ありがとう」と、素直に言える自分になろうと思う。
ホテルの時は200名を超えるスタッフがいた。このスタッフに会いにお客様がいらっしゃる。残念だけれど決して僕
ではない。お土産ももって来てくださる。残念だけれど決して僕にはない。僕がホテルに在職中10年間この図式は変わ
らなかった。そのことが妙に嬉しかった。図々しく僕は、「ぼくは?」と・・・・・。お客様は、このようにおっしゃる「あなた
は、この次」と。それ以来、そのお客様に「おみやげ」を頂いたことはない。そのことが、妙に嬉しい!
その時、私は感じた。この「ホテル」の主役はスタッフということを。
それ以来、自慢だ!うちのホテルのスタッフは「日本一」だと!

 アソシア志友館 理事長 柴田 秋雄 (2017.5.1発行 アソシア志友館しんぶん「絆」第62号より )