日本の「ことば」は、輝かしくて、しかも長い歴史をもっている。「国語」という名前で長い間使って来た。その美しい言葉から、ある時は「万葉集」を思い浮かべたり、「俳句」や「短歌」も浮かぶ、「暦」と「二十四節気」も浮かんで来る。「赤色」(red)を、日本語で表現すると「紅」、「朱」、「丹」、「緋」である。なんと、情緒的な、繊細な言葉でしょう。
ここで、独断と偏見で好きな「日本語」の一部を羅列してみる。果たして皆さんは、どんな「日本語」を挙げられるかな。
「惻隠」(そくいん)、「泡沫」(うたかた)、「残心」(ざんしん)、「邂逅」(かいこう)、「贔屓」(ひいき)、「瀟洒」(しょうしゃ)、「躾」(しつけ)、「修養」(しゅうよう)、「俯瞰」(ふかん)、「鼎談」(ていだん)、「磊落」(らいらく)、「稀有」(けう)、「阿吽」(あうん)。まだまだ、たくさんありますが、このくらいで・・・・・。
先日、文化庁の「2011年度国語に関する世論調査」の内容が、発表され間違いが浸透していることがわかった。
さあ!そこで「宿題」です。(下の①、②、③は、どのような意味ですか?)
①「煮え湯を飲まされる」 ②「割愛する」 ③「うがった見方をする」
【注】(答えは、後日ホームページで発表します。)

志友会代表 柴田 秋雄