6月12日()に第2回のおもしろ学校を開催しました。
講師は江南市立布袋小学校の土井謙次先生です。
社会の授業でした。
テーマは「江戸幕府 なぜ長く続いた? -家康・秀忠の知恵に学ぶ-」です。

土井先生
まず、10の観点について江戸幕府が長く続いた説明がありました。
A 幕府の制度設計
B 藩をおさえる
C ライバルをおさえる
D 朝廷や寺社を押さえる
E 住民を治める

スライド1
スライド2
F 経済政策
G インフラ整備

スライド3 H 対外政策
I 思想統制
J お家安泰
 

このAからJの観点を各自の考えで、重要な順にダイヤモンドランキングに並べる作業をしました。

おもしろ学校の様子

次にそれをグループで発表し合いました。
最後に各グループの意見を全体で発表しました。

 

感想を紹介します。

・ 授業の中で「ダイヤモンドランキング」を使って参加者になぜそう思ったか?を考えさせる取り組みがあって良かったです。となりの人と自分なりの考えを共有することで、新しい自分とは異なる意見、考えを知ることができ、新鮮でした。「徳川家がなぜ長く続いたか」は、家族であったり、会社にも置き換えることができると思い大変勉強になりました。人やものをうまく働かせるための仕組み作りをしていて、そのために書物であったり人の話を聴いた上で自分の価値観のもと、はっきりした判断力で実行に移していたからこそ長続きしたんだと感じました。

・ 「士農工商」「鎖国」が教科書からなくなるのにびっくりした。また、農民が豊であったのには驚いた。徳川家は歴史を研究し、それを参考にしたことにわたし自身も学ぶことの大切さに気がついた。

・ 自分が子どもの頃、習ったことが現代では違っているというのは衝撃でした。徳川家康が本好きと知れて良かったです。わたしも本が好きなので、家康さんに親近感を覚えました。自分で考える授業、正解はないというのがいいなあと思います。