9月13日(金)に令和元年の第4回のおもしろ学校を行いました。
講師は犬山市立楽田小学校の中野金弘先生です。
総合でテーマは「演じることは 学ぶこと」~表現することの喜びを求めて~でした。

201909omoshiro_01 初めに席替えをしました。1から5の中から好きな数字を1つ選び、その回数だけ握手をし、同じ回数だった人とペアになりました。
次にペアでキャッチというゲームをしました。左手の親指と人差し指で輪を作り、右手の人差し指を相手の輪の中に入れ、中野先生が「キャッチ」と言ったら相手の指を握るというゲームです。
もう1つ「はい、ドン」というゲームをしました。
ここまでがアイスブレークで、すっかり意気投合しました。

201909omoshiro_02 その後、中野先生の演劇修行の経歴を聞きました。
そして、いよいよ演劇のワークショップです。
1つめは、口の開け方です。「あ」の口の開け方。口を開けたとき、耳の前がへこむぐらい口を開けることを確かめました。
2つめは、声を届けるワークです。男性3人が背を向けて並び、女性がその中の誰か1人に向けて声をかけます。自分だと思った人が手を上げるというワークです。次に女性3人に男性1人が声をかけるという同様のワークをしました。大切なのは、声の大きさ、方向性そして思いです。声に思いを乗せて届けることの大切さを学びました。

201909omoshiro_03 3つめはお母さんと赤ちゃんになって「いないいないばあ」をします。できるだけ面白い顔をしましょうという指示がでました。
4つめは谷川俊太郎のワークショップの話でした。詩の中の「ピョンピョンピョーン」について「何センチ跳んだ?」と聞いたところ、谷川は「皆さんの感性に任せます。」と答えたそうです。
5つめは「おおきなかぶ」を即興で劇にしました。1人の語り手とおじいさんからネズミまでの役者を決め、劇を行いました。

201909omoshiro_04 最後は、中野先生の「入鹿切れ」の語りでした。迫力ある語りに引き込まれました。

201909omoshiro_05 授業の感想の一部を紹介します。

今回も貴重な時間をありがとうございました。みるみるうちに教室が笑顔になっていく時間、すばらしいと思いました。

表現-形にはまって表現することも表現、本当の表現とはその人の持っている感性で表現する(引き出す)コミュニケーションを作る一つの道具として考えても良いと思った。

後半に進むにつれ、心が奪われていくような感じでした。誰に言っているのか当てるゲームのあたりから、演技の方法が少し理解できた気がしました。「真実を追究する」演技、表現の仕方、日常でも教室でも試してみたいと思います。

手のひらを使ったエクササイズ、人差し指とわっかのゲーム、いないいないばあのワーク、生の声でしか伝えられない表現、三位一体になれる「大きなかぶ」語り「入鹿切れ」演技は自己表現、頭で考えて作るのではなく本気で喜び笑い、思いを本気で伝える気持ちが役に乗り移る瞬間を味わうことができました。

指導に携わる仕事を行っておりますが、伝えることの難しさを実感しております。やはり想いを込めることが伝えるには大切と感じました。しかし、そのときの感情など様々な要因で変な伝わり方になってしまう。自分の感情をコントロールする余裕を持つことが大切と感じます。

お話が聞き取りやすかったこと、コミュニケーションを楽しくとれるゲームが印象的でした。
指名制と挙手制について気づきがありました。
指名制のメリットは公平性、デメリットは嫌々になる可能性
挙手制のメリットは盛り上がり、自ら進んで参加することの楽しさ、デメリットは同じ人に偏る
ことがわかりました。

久しぶりにおもしろ学校に参加しました。
演じることは自分の内側からのものを出し切るような感じがしました。子どもたちに受けてもらったらと考えました。子どもたちは施設の子どもたちです。表現することの喜びをもっと知ってもらえたらと感じました。自分をうまく表現できる子どもたちが増えると楽しいし、すてきなものにできると思いました。