6月12日(金)に令和2年の第1回のおもしろ学校を行いました。
講師は愛西市立佐屋西小学校の百々進祐先生です。
総合でテーマは「知って安心! 見て納得! みんなで学ぼうプログラミング教育」でした。

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はじめに提示されたのが次の写真です。
この写真を見て思ったこと、気づいたことを発表しました。

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実はこの写真は、1901年の報知新聞の記事でした。100年前に考えたことで、今実現していることがたくさんあることにびっくりでした。
次にICTを使うことで楽しく効率的になる授業例が次々と紹介されました。

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算数の「大きな数」の授業です。ゲームのように何回も繰り返し、無量大数までの単位を覚えてしまいました。

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国語の漢字の成り立ちの授業です。「土」という字の成り立ちを考えました。映像を使って示されるとわかりやすく引きつけられます。

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3ヒントクイズです。

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校区探検の事前指導をグーグルマップを使って行います。
そして、プログラミング教育です。
コンピュータに命令を出していきます。食事をするという行動をするためにどんな命令をして今なければならないかを考えました。

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なんとなくしている動作でもそれをコンピュータにさせるときは、細かい命令を出していかないといけないことを実感しました。
こうした命令を作り、コンピュータが命令通りに動くようにしていくことを学ぶのがプログラミング教育です。多くの学校で取り組まれているプログラミング学習ソフトの紹介がありました。

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人間とロボットのいいところを考えました。

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最後に100年後の未来の学校はどうなっているか、どうなっていてほしいかを考えました。

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感想を紹介します。

◯未来を感じさせていただきました。新しいシステムや新しいツールが次々出てきます。しかし、いくら便利なものでも使う側の人間が使いこなせなければ宝の持ちぐされとなります。やはり、私たちはそれを使いこなすだけの知識や思考力を身につけていかなければならないのだと改めて思いました。

◯すごく楽しかったです。今、私もこのウイルスの関係でこれからの仕事の仕方もオンラインでの講座へと進めていますが、そのおもしろさを体感できました。子供たちの想像力を豊かに育てていけると思いました。人とロボットの違いも改めて考える機会をいただき、ロボットは素直、人は空気を読めるなどプログラミングの意味も初めて知りましたが、このようなことを通して子供たちのねばる力、考える力が育ち、日本が豊かになると思いました。

◯プログラミングなんて難しそうって思ったし、こんな授業は自分ではとてもできないと思う。でも、受けるのはすごく楽しかった。わくわくして、可能性も、世界も広がるなあと思った。小学生のうちから、こんな授業を受けていたら、わたしたち世代とは、全然違う思考回路の人が育つだろうなあと思った。それは未知で、ちょっと怖い気もするけれど、可能性は無限大だなあとも感じた。

◯テンポよく次から次へと展開され、あっという間の90分であった。発想が自分にないものが多く、新鮮な学びになった。特にプログラミングの前半の展開はイメージしていないものだった。やはり、おもしろ学校はおもしろい!